「FAKE MOTION -卓球の王将-」OFFICIAL FANCLUB

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「名⾨薩川⾼校 -3年⽣が2年⽣に残すもの-」
薩川大学付属渋谷高校


恵⽐寿⻑⾨学園に敗北し、東東京第2位に降格した薩川⼤学付属渋⾕⾼校。
しかし、エビ⾼との試合を⾒たドイツリーグのプロチームが薩川のある選⼿に⽬をつける。それは意外なことに⻄郷吉之助(草川拓弥)や島津晃(⼩笠原海)ではなく、⼤久保利⼀(福⽥佑亮)だった。
部⻑を⽬指す⼤久保は留学を拒んだようだが、島津は「薩川の名を世界に轟かせて欲しい」と願い⼊れ、⼤久保は留学を決意する。

⼤久保を送り出す「お別れ会」改め「祝勝会」を開催することになり、⼩松武明(船津稜雅)、中村ジローラモ(村⽥祐基)、海江⽥翔(松尾太陽)らは、⼤久保を喜ばせるため、様々な出し物を練る。そして、⻄郷が主役を演じる⼨劇を企画する。だが、⻄郷は、「祝勝会に出るつもりすらない」と、参加を拒否した。

3⼈は⻄郷に対し、「⼤久保に、嫉妬してるのでは」「⾃分が次期部⻑に指名されそうなのがプレッシャーなのではないか」などと、議論を起こす。そして、「ライバルを失って、⾃分が強くなれないことを恐れている」という結論に達した3⼈は、⻄郷を問い詰める。だが、⻄郷は「時間の無駄だ」とだけ⾔い残し、とうとう「祝勝会」にも参加しなかった。

島津だけは⻄郷の真意に気づいていた。「⻄郷は、⼤久保の留学が決まった瞬間、⾃分が部⻑になることを覚悟していたのだろう」と。次期部⻑として、選⼿⼀⼈⼀⼈の今後を⾒据え、時間を無駄にすることなく、練習に励んでいたのだ。それこそが、⼆兎を追って⼆兎を得る、完全無⽋の王者と呼ばれる薩川のあるべき姿だと。だが、⼀⽅で島津は、部⻑という⽴場に縛られ、親友であるエビ⾼部⻑の松陰久志(北村匠海)にまっすぐ向き合えなかった⾃分とも、その姿を重ねていた。松陰の親友でありながら、薩川の部⻑として、エビ⾼に⽛を向け続けたことを。

練習終わりに汗だくで、祝勝会の後⽚付けを⼿伝いに来た⻄郷。そんな⻄郷に島津は、「⾃分の頑張る姿で、部員を⿎舞する。そんな部⻑になりたいと願ってる、違うか?」と声を掛ける。それはまさに、次期部⻑を⽬指していた⼤久保の姿、そのものだった。「頑張る気持ち、悔しいと想う気持ち。そういう卓球に向き合う⼼をリーチからたくさんもらった。」と、気持ちを吐露する⻄郷。「俺がいれば薩川は⼤丈夫、そう思ってドイツで頑張って欲しい」と。⾃分と松陰の姿と、⻄郷と⼤久保を重ねていた島津は、「その⾔葉を直接⼤久保に⾔ってやればいい」と⾔えずにいた。

⼼残りなく部⻑になってもらうためにも、⻄郷にドイツへ⾏く⼤久保を直接祝わせたい⼩松・中村・海江⽥は、卓球の強い者の意⾒は絶対と、⻄郷に勝って、⼤久保を⾒送りに⾏かせるため、試合を挑む。⻄郷のボルケーノスマッシュへの攻略法も⾒いだし試合に臨むも、エース⻄郷の前に⻭が⽴たない。だが、全く諦めず、何度も⽴ち上がり⻄郷に⽴ち向かう3⼈の姿に、島津は思い⽴つ。「君と続けてきた卓球を楽しみながら死にたい」と微笑む松陰。「松陰は⾃分⾃⾝のためではなく、私のために戦ってくれたのだ。⼼残りなく、私が前に進むために・・・」
そして、「今度は私が誰かのために戦う」と⽴ち上がるのだった・・・。

⻄郷「いいの?部⻑が負けたら、ウチの部、⼠気下がっちゃうけど」
島津「このまま、お前が⼤久保に別れを告げぬままでいる⽅が、⼠気は落ちる」

そして、部⻑島津と、エース⻄郷の試合が始まる・・・。
果たして、⻄郷は、⼤久保の旅⽴ちを祝福することができるのか・・・。

 
「命の灯」
都立八王子南工業高校


⼋王⼦勢が育った児童養護施設「みんなの家」が売却され、閉鎖に追い込まれそうになる。⾃分たちの家を守るべく⼟⽅が⽴ち上がった。そこには、どうしても家を、家族を守りたい、⼟⽅の悲しい過去が絡んでいた。
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